2012年10月15日月曜日

iOSでFacebookアプリを作ってみる その1

ちょっと前に iOS SDK 3.1がリリースされましたね
ですので、それを試してみます。

本エントリは、本家FacebookサイトのGetting Started with the Facebook SDK for iOS v3.1 - Facebook開発者を参考にしています。

また、実機確認は 第四世代 iPod touch の iOS6 で実施しています。

このエントリの目次
  1. 必要な環境
  2. Facebookのデベロッパ登録をする
  3. Facebook App IDを作る
  4. SDKを手に入れる
  5. SDKをアプリに組み込む
  6. さいごに
1.必要な環境
  1. Mac OS X バージョン 10.8.x Mountain Lion
  2. Xcode 4.5.x
  3. Git (こちらは必須ではないですが、入れといて損はないです。本エントリでは使います)

2.Facebookのデベロッパ登録をする
まず、Facebook App Dashboardにいきます。 下記の画面の「Register as a Developer」ボタンを押します。


すると、下のような画面になりますので、「アカウントの認証を実行」を押します。

「携帯メールアドレス」を入力して、「承認」を押します。

下の画面になります。
で、すぐにケータイのメールに確認コードが送られてきますので、その画面に入力し、「承認」を押します。


改めて、デベロッパ登録をします。
「Register as a Developer」を押します。 Facebook App Dashboardにいきます。

下記の画面になるので、「続行」を押します。


デベロッパとしての経験や、どんなアプリを作ろうとしてるかなどのアンケートがあります。
「スキップ」 or 「続行」を押します。


これでFacebookデベロッパとして登録されました!
「Done」を押して完了です。


3.Facebook App IDを作る
再度、Facebook App Dashboardにて。
右上の「+新しいアプリを作成」をクリックします。


すると、以下のような画面になります。
App Name と App Namespace を入力して、「続行」を押します。


キャプチャによる認証をすると、下のような画面が表示されます。
赤い丸で囲んだ App ID は後でアプリ実装時に使うのでチェックしておいてください。


これでFacebook App ID の登録が完了しました。

4.SDKを手に入れる
facebook / facebook-ios-sdk からソースを落とします。
git clone git://github.com/facebook/facebook-ios-sdk.git

facebook-ios-sdk ディレクトリ直下を ls コマンドで確認すると、こんな構成になっています。
facebook-ios-sdk Y$ls
CONTRIBUTING.mdown README   samples   src
LICENSE   README.mdown  scripts

5.SDKをアプリに組み込む
Xcode を起動、新規プロジェクトを作成します。


Facebook SDK をソースに組み込みます。
facebook-ios-sdk/build 配下の FacebookSDK.framework を選択、プロジェクトのframeworksディレクトリに追加します。



続いて facebook-ios-sdk/build/FacebookSDK.framework/Resource 配下の FacebookSDKResources.bundle もプロジェクトの framework ディレクトリに追加します。


次に、他のframework を追加します。
AdSupport.frameworkAccounts.frameworkSocial.framework を追加します。



Other Linker Flags に -lsqlite3.0 を追加します。


plist を編集します。


FacebookAppIDというキーを追加し、その値に 先ほどの「3.Facebook App IDを作る」 で作った App ID を設定します。

さらに、URL Schemesfb<Facebook App ID>を設定します。
Facebook App ID が例えば 「hogehoge」なら、「fbhogehoge」と設定します。


これでSDKが組み込めました!

アプリを実行すると、特にエラーもなく真っ白画面のアプリが起動します。

今回はここまでです。

6.さいごに
とりあえずSDKは組み込めました。
次のエントリでは、Facebookにログインするところを書きたいと思います。

関係ないですが、b2gを Ubuntu、Mac で試したんですが、エラーが出てビルドできませんでした。
面白そうだったのに、悔しい!

それでは。

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